ソロキャンの夜 何をする?
ソロキャンプの夜は長い
ハンモックキャンプのメリットは、設営がむちゃむちゃ速いという事です。
設営の時間が短いと、する事が無い時間が増えます。つまり「ボーっと」していられる時間が、増える事になります。これはとても幸せな事ですが、16:00にキャンプ場に到着して、シュラフに入る23:00まで7時間(設営にはせいぜい30分ほどしかかかりません)、ずーっとボーっとしているわけにも行きません。
ファミキャンや、グループキャンプとは違い設営と会話に時間を使わないソロキャンプの場合、時間がたつのが緩やかになります。ソロキャンプは時間が長く感じられるのです。
そんな長い時間をみなさんどんな風に過ごしているのでしょう?
私はこんな風に過ごしています。
1.食べる、飲む
お酒を飲む人は、時間をあまり気にせずにチビチビと飲め、しかも電車に乗って家に帰る必要も無いので、いつも以上に充実した飲酒が可能です(充実した飲酒ってなんだ?)。
又、ストーブやBBQ台を使って料理を作りながら飲むのも、キャンプならではの楽しみです。個人的には焼くだけで完成のBBQが面倒が無くて好きです。
私はキャプテンスタッグの小さなBBQ台を使っています。コンパクトになるのでソロキャンプでも使いやすいですし、直火禁止のキャンプ場ならそのまま焚火台としても使えます。
BBQ台の幅が無いので、薪を短くしなければならず、ノコギリがあると便利です。私はスイスアーミーナイフのノコギリで切り込みを入れて、あとは力ずくで折っています。
肉だけでなく、魚を焼いても美味しいです。写真は四国に行ったとき、地元のスーパーで手に入れたニギスです。骨まで食べらます。干物を肴に、日本酒をチビチビやる。勿論地物に地酒!最高です(この時はソロではありませんでしたが)。
ちなみに炭は、面倒がない、小さい、すぐ火が付くなどの理由から、ソロ、ファミキャン問わず、キングスフォードのチャコールブリケッツを愛用しています。
2.本を読む
時間つぶしの王道です。酔っぱらってしまう、夜には読まず、朝、キャンプ場を後にするまでの最後のまったりタイムで読書するケースが多いです。物語が佳境に入ってしまい、キャンプ場を後にするのが予定より遅くなってしまう事もしばしば。ありゃ!夜じゃなかった。
読書は文庫本を持って行くこともありますが無料の「青空文庫」をスマホで読む事も多いです。著作権の切れた古い小説が主ですが、結構面白いです。
又、ジャンルは個人的にはキャンプと関係ない本がいいです。青空文庫を読むためのアプリが沢山あるので、いずれかをダウンロードしておけば、電波さえ入ればテキストはデータ容量も少ないですし、キャンプ場で本を選んで読めます。
一時、エベレストの登山史にはまっていた時期があって、ジョージマロリー遭難の謎など本をよく読んでました。キャンプに向いている本だったと思います。最近はやりの「ゆるキャン」のしまりんも、徳川埋蔵金の謎、古代文明の謎など、~の謎シリーズの本を読んでますしね(笑)
3.音楽を聴く
音楽なんか聴かないで自然の音を楽しめよ!という批判が聞こえて来そうですが、寝る前にゆっくり音楽を集中して聴く時間は至福の時間です。
プライム会員なので、Amazon musicで無料ダウンロードしておいて聴いています。
個人的に音だけの音楽が好きなので、クラシック音楽やJazzを聴く事が多いです。先日の月尾根ではチャイコフスキーの交響曲 6番 「悲愴」を聴いていました。キャンプに来てまで「悲愴」かよ・・・
勿論、Negiccoも聞きます(笑)
4.Twitter
キャンプに来てまでTwitterかよ!とは思いますが、結構やってます。
家族4人暮らしだと、1人になれるソロキャンプは、それだけで至福の時間ですが、やっぱりちょっと会話が欲しいんでしょうね。
Twitterで画像を投稿して、リプライに返信したりするのは楽しいです。
5.火を見つめる
実はこの時間が一番長いかも。ただボーっと焚火をみつめたりしています。そのうち焚火から目が離せなくなります。
ただボーっと火を見ているだけですが、脳みそがリフレッシュしている気がします。ゆえにキャンプに使う照明は火を使うものがおススメです。LEDは勿論便利で、私も使っていますが、焚火ともう一つくらいは火を使う照明があった方が、キャンプが楽しくなると思います。
そのうち医学的にも焚火の効用が認められる事でしょう。
個人的に、ランタンはガスにしろ、ガソリンにしろ、火を使うものがいいですね。特にUCOのキャンドルランタンは、炎の形がわかるので、一番ナチュラルな「火」を見られるランタンの一つでしょう。
以上、私のソロキャンプの時間の過ごし方でした。
よく見たら、焚火と飲食以外は、通勤電車と同じだよ!(笑)