天竜浜名湖鉄道 2016.10.1
電車の旅が好きです。車だと移動中ずっと運転していなければならず、移動が移動でしかありませんが、電車なら移動中にお酒を飲んだり(これ重要!)、読書をしたり、Twitterをやったりと、移動自体が楽しい時間になります。勿論、キャンプ同様ボーっとしているだけでもいいと思います。電車の揺れって車と違って心地いいんですよね。
Negiccoのツアー初日が、遠州鉄道の浜北駅から直ぐのホールで開催されました。遠州鉄道は大好きな天竜浜名湖鉄道に西鹿島で接続する路線です。天竜浜名湖鉄道(通称天浜線)は、古い駅舎が残る単線の旅情緒あふれる路線です。ついでなので、ライブまでの時間を利用して、掛川から西鹿島(天竜浜名湖鉄道)、西鹿島から浜北(遠州鉄道)までを息子と2人で乗りに行きました。
地元以外の地方にライブを見に行くことを「遠征」といいます。「遠征」が好きです。楽しいライブを心待ちにしながら、移動の時間を楽しんだり、観光したり、地元の美味しいものを食べたりするのはなかなか楽しい時間です。
Negiccoは浜松や金沢、勿論新潟など、旅行するのに楽しい場所で頻繁にライブをやってくれるので、家族旅行を兼ねてライブを見に行けるのがいいです。時にはキャンプも楽しめますしね。
勿論路線は電化はされておらず、ディーゼルエンジンの音を響かせて、単機の車両がトコトコ進みます。運転台が進行方向左側にある車両のため、先頭からの景色を堪能する事が出来ます。子供はお喜び!と思いましたが、疲れていたのかいつのまにか寝てしまいました。
天竜浜名湖鉄道は、沿線の主要施設が国の登録有形文化財になっています。途中の駅舎は昔のままの姿を残すものが沢山あります。木造の駅舎や施設は、今ではなかなか見られなくなってしまったものばかりです。降りて駅舎をゆっくり見たいのですが、ライブの時間が迫っていたので、途中下車は我慢して乗り換え駅の西鹿島を目指します。
ブロンプトンという折りたたみ自転車を持っています。天浜線の旅は、折りたたみ自転車と電車を組み合わせるのがいいかもしれません。次回はそうしよう。
天浜線は駅舎内にお店が併設されている場所が多数あり、途中下車の旅が大変楽しい路線でもあります。個人的におすすめなのは「浜名湖佐久米駅」に併設されている喫茶「かとれあ」です。ホームにカモメが来ることで有名な駅です。「かとれあ」の店内からもホームが見えて、以前来た時は電車を一本遅らせ1時間以上ゆっくりしてしまいました。
天竜二俣で新所原行きに乗り換えます。このまま終点の新所原まで行きたくなります。全線をゆっくり堪能したいなら、やはり半日は欲しいところです。もっと早い時間に来れば良かったな、とちょっと後悔しました。
2駅で乗り換え駅の西鹿島駅に到着。遠州鉄道に乗り換えて浜北駅に向かいました。1時間半ほどの電車旅でした。